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それから、「幼稚園で掟破りの自己顕示欲を発揮する、の巻」では、
『あたしは、皆と一緒のスモックなんか着たくないの!
お姫様のドレス着れないんなら、かわいいブラウスとスカートで舞台に出るもん!』!!・・
中村うさぎも自分で言っているように、
『私は幼稚園の頃から変わってないんだな、本質的に』・・・
ただし、うさぎさんはどこまで本気で言っているのかどうかだが。・・・
この事件(?)も子どもの茶目っ気で済まさないのがカウンセラーというものデッセ。
というのも、中村うさぎの指摘は間違っていないからだ。
つまり、「人より目立ちたい、称賛されたい、高く評価してもらいたい」という欲望と、
それを実現させるためには、
平気でルールを破るという「ものの考え方」「姿勢」こそが
今に到るまでの中村うさぎの変らぬ性格といえるものだからだ。
『こんな思いは誰にもある』として黙認しがちなのですが、
それはイケナイのである。やはり。
なぜなら、このうさぎさんの「ものの考え方」「姿勢」が
結果的に彼女を現在まで苦しめている依存症に至らしめる根源といえるものだからだ。
もちろん誰もが、「評価されたい」「称賛される自分でありたい」
と願う気持ちは自然なことです。
しかしその願望を実現するには、少なからず忍耐と努力が欠かせません。
そこには地に足を着けた自己トレーニングの時間が費やされてこそ、
はじめて現実のものになり得るわけですからね。
「過剰なナルシスト・自己愛の人」にはその点がどうも欠落していて、
「いつでも、無媒介に」
「人から誉められたい、うらやまれたい」という欲望がつよく保存されています。
その過剰な逸脱ゆえにそれを、願望ではなく欲望と呼ぶ。
家でも外でも、
そんな自分本位の自我の欲求が大前提にあると、
家族にもたれかかり、仕事でもたれかかって
「誉め言葉を期待する」「幼い気持ちのままの女王様」から
いつまでも脱皮できないでいるしかないのである。
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