ところで、全日本カウンセラー協会の田原メソッドを修得した認定心理カウンセラーは米国流の自己啓発コーチング・コーチとどんなところが違っているとおもいますか?ごく簡単に分かる点はコーチングがクライアントをせいぜい性格タイプ別に区分けするのに対して、メンタルヘルス心理カウンセラーはまず性格診断・改善カウンセリングによってクライアントの個別の潜在意識のところまで伴走できる点でしょうか。
この潜在意識をも視野に入れることで初めてクライアントの問題解決力をまず理解することができるのです。
(例)「上司との問題が、父親との和解によって、関係改善された。」
というようなことが多く見られます。
すなわち、「心と脳の能力の全容が解明された!」田原メソッドでメンタルヘルスカウンセラーがあなたの可能性を限りなく広げていってくれるでしょう。
あとは回を追ってメンタルヘルスカウンセリングを深めていきつつ、現実の課題への対応の方法・構え方などをメンタルヘルスマネジメント、ストレスマネジメントをとおしてサポート・アドバイスしてまいります。
他方、自己啓発・スキルアップを謳うコーチングではクライアントの思考パターンは分別できても、
「ではなぜその思考パターンであるのか?」
といった根本的な心の問題への問いかけがコーチングにはそもそも無いので残念ながらいつもこういう言い方しかできません。
すなわち、「答えはいつもあなたの中にある」と。
でもこれでは考えてみればお分かりのように、クライアントの思考パターンは変りません。
このコーチングの目的はとりあえずただクライアントのモチベーションを上げることに終始するものでしょう。
そして優秀とされるコーチほど懸命に潜在欲求をひきだそうと懸かりますが、それが果たして的確な「答え」かどうか?
うつや飛躍や逸脱といった病理傾向がおびていないかは解かるはずもないことですね。